夏の終わりはエメラルド

「◯◯って、えんどう豆色した瞳が似合いそうな顔面だよね」

と、端正な顔面をした美青年に言われたことがある。

 

「なにその独特の言い回し、すきなんだけど」

と返し、仲良くなった。

 

 

えんどう豆色したエメラルドから拝借した「エメ」という名前、意外としっくり。

「え」んどうま「め」ちゃうんかい、ですけども。

 

その彼とはただの友達。

肉体関係はナイ。

ずいぶん昔の話をふと思い出しただけのこと。

 

 

既婚者になってしまうと、気軽に異性と会いづらくなるのが少しストレス。

仕事をしていた頃は、仕事関係の延長の、イヤじゃないお付き合いなんかで、異性と出かけることもあったのだけど。

 

男女の友情は成立するかという議論には全く興味がない。

それが友情であってもいいし、友情でなくてもいい。

そんなのは各々ケースバイケースでしょう?

(そもそも同性間であっても友情というものにわたしは懐疑的。)

興味を持った人間同士が、なにかしらの関係を築くことに、特段不自然なことはないと思うんだけど。

その中で節度を持つ者、持たない者が存在するだけで。

 

 

懐かしい人から連絡があった。

最初の出会いは四半世紀前。

彼は幾度となくわたしの中に入ったことがあるけれど。

3周ぐらい廻って今は純愛モードのよう。

人って興味深いよね。